(富原) - 刑部 - (丹治部) (訪問日: 2018/06/17)
姫新線を新見側から東進すると、備中側の最後の駅が刑部駅です。地形的に言えば高梁川流域の一番奥、大佐山の麓で、この先の峠を越えると旭川流域の美作になります。(別に鉄路にこだわらなければ、県道を直進して蒜山高原に抜けるというルートもありますけど)
刑部駅は県道32から分かれた旧道沿いで、木造平屋瓦葺。駅舎前にバス停と駐車場で約5台分、駐輪場は屋根付きで30台分。公民館と物品販売所(この時は閉店)が併設された無人駅、自動券売機や飲料自販機は無し。トイレあり。建物財産標は確認できず。
往時の窓口が残った改札口。右側の格子戸の中は物品販売所ですが、この時は空き家状態でした。
ホームは2面2線で対向ホームには新見側の橋にある構内踏切を渡ります。ホーム長は約110歩。
下はホームから見た津山方向
対向ホームから見た新見方向と、待合所。
丹治部駅に続いて、刑部駅も古風な(古事記にでも出てきそうな)地名なので、神社や旧跡があるのかと思ったけど、名所ガイドに出てくるのはパラグライダー基地。
やはりここも方谷先生との縁を誇っているようです。
