(江尾) - 伯耆溝口 - (岸本) (訪問日: 2018/08/17)
江尾駅から北上、伯耆町に入るあたりは大山の脇腹をすり抜けるので、しばらくその山容は見えなくなります。国道181号沿いの樂樂福(ささふく)神社と言う変わった名の神社を過ぎて溝口市街地で国道から東にはいって伯耆溝口駅です。 (町名は「みぞくち」で駅名は「みぞぐち」)
白壁土蔵風で公民館、シルバー人材センターと併設された無人駅で定礎はH7年。駅前に駐車スペースが数台分、駐輪場は屋根付きで約50台分が駅舎左手にあり。トイレは待合室内です。
日本最古の鬼伝説はここを舞台にしているそうで、溝口駅の四隅にも鬼の像が飾ってあります。像の格好は寺門の仁王像みたいですけど、四隅にあるところはカソリック教会についているガーゴイルといっても良いかもしれない。
無人駅のため窓口は閉鎖、自動券売機や売店等もなし。飲料自販機はありますが、ごみ箱は無く、明確に「ごみの持ち帰り」を主張しています。
ホームは島式で1面2線+保線用が1線。ホームへは構内踏切で渡ります。下の写真は米子方向の景色
下はホーム端から見た米子方面
こちらは根雨方面
そのホーム端にある何かの囲み。山陰本線の浅利駅と黒松駅にあった点検台(?)を埋めた跡か? (いや、どこかのサイトで点検台とは違う説明をされてたのを見た記憶があるんですけど、何だったか)
ホームにあるスレート葺の待合所、財産標はS38年築。室内はポスター・掲示物は無くかなりすっきりした感じ。
街の大きさは溝口の方が江尾より大きい様に見えたんですが、無人駅なのは溝口で江尾は有人(平日だけですけど)。駅前の賑わいを比べても、交通の結節点かどうかが分かれ目なんですね。