(丹治部) - 岩山 - (新見) (訪問日: 2018/06/17)
新見で姫新線が伯備線から分岐しますが、高梁川も支流に分かれ、県道32号も国道180号から分かれて備中美作境に向けて登ってゆきます。そうやって、備中側から見た最初の姫新線の駅が岩山駅。
木造平屋のトタン屋根の無人駅、駅前広場に駐車は5~6台くらい、駐輪場は駅舎右手に屋根付きで20台分。自動券売機なし、トイレは駅舎とは別に最近設置のものがありますが、トイレの看板は昔のものを使い続けています。
長く無人駅だったらしいですが(WikipediaによるとS48以来)前栽の剪定とか、車寄せの駅名看板が掛けかえられてるようだし、少しずつ手を入れながら保存されている様子です。そのせいか自動販売機もなし(正確には県道沿いにはあり)、構内・周囲に売店は無し。
駅舎待合室の南側のサッシはたぶん後付けの様に思えますが、出入口の扉は昔ながらのひっかけ式で、新旧取り混ぜながら保存されている様子がおもしろい。そういう保存方式のせいか、室内の掲示物は最小限です。
駅舎の旧事務所は岩山集会所になっており、入口は待合室の反対側。
ホームは駅舎側の1面1線ですが、対向に昔のホームも残っています。(線路のクランク状の曲がり具合からしても、昔は2面2線だったんでしょう) ホーム長は約149歩。
今は使われていない対向ホームも植栽の手入れがされていて、この雰囲気は三江線の川平駅のホームと似ています。(あちらは廃線になってしまったので、今後どうなるか観察が必要ですが)
下は駅舎周辺の様子(駐輪場とトイレ)
下は駅名標。建物財産標は未確認。