とうとう三江線が廃線になってしまいました。まったく売り上げに貢献していない身としては「残念です」という資格もないのですが、ローカル線めぐりを始めたきっかけの路線でもあり、今の姿を見に行って参りました。といっても線路沿いの道を駆け抜けただけですが。
さて、路線が廃止されると具体的に何が変わるのかというと、どの駅もホームへは立ち入り禁止、踏切りも全て閉鎖されてしまうんですね(遮断機の棒も取り外されてます)。今日が廃線から5日ですから、営業終了後すぐに施工したんでしょうか。(下は旧作木口駅と、旧明塚駅近くの踏切り)
踏切の閉鎖は車道だけでなく、人道の踏切り(第4種というんですか?)にも律儀に鉄パイプのバリケードで閉鎖されています。
こちらなんかは江の川の川原におりるだけの小路なんですけど、こんなのも全て塞がれていて律儀なものです。
ところが一方で、踏切り認定されていない(いわゆる勝手踏切りというやつ)は、そのまんまです。
こちらなんかは、踏板は無いけどガードレールが切ってあって、明らかに通路なんですけどね。
JRにとってみれば、踏切りでない所を閉鎖する必要はないという事でしょう。でもそもそも勝手踏切りをJRが認めなかったのは、勝手に(というのも勝手な話ですが)線路を横切るのが危ないという理屈だったんだから、もう列車が来なくなったのなら通路として認めて、他の踏切りと同じ扱いにするのが筋なのではないだろうか。(あのバリケードが、線路敷地に入らせないためなら、なおさらね)
それとも、線路が撤去されても旧線路敷地を通させないつもりなんですかね。