(天和) - 備前福河 - (寒河) (訪問日: 2017/11/4)
天和から西へ赤穂線に沿って国道250で福河駅まで移動、福浦集落で南に折れて福河駅になります。元々福浦と寒河が合併して福河村になったのが駅名になったのですが、隣は寒河のまま駅名になっているので、ここも福浦のままで良かったのでは?
国道から100m程南に入った所にある福河駅は、まるで倉庫のような外観の無人駅。券売窓口は板で塞がれていて自動券売機もなし。建物財産標は確認できず(ホームの待合所の柱には財産標の跡らしきものが残っていますが)。駅前に駐車場は無く、駐輪場(露天)が10台分程度。食堂・売店は無く、隣が郵便局でそこに自販機もあります。
岩徳線並みに殺風景なすっきりした内装。
改札口の横に貼ってあった駅名の由緒書き。ここに書いてあるとおり、駅から南へ海岸まで出てみましたが竜神の郷は結局わからずじまい。岬山上の竜神宮のことだったのかなあ。
トイレは最近できたばかりらしく、その完成を謳う歌詞まであります。
ホームから見た岡山方面。ホームの向こうで線路がクランク状にカーブしているので昔は対向ホームがあったことが分かります。(島式ホームだったかも)
こちらは赤穂方向。両方をトンネルに挟まれた駅です。
下はホーム待合所の柱にあった、建物財産票の跡。
国道250と福河駅の途中の小さなコンクリート橋のたもとに建つ「旧街道道標」の石碑。ここが旧街道だというのですが、左右(東西)を見てみても道の跡は無く、国道の北側の福浦集落の中の方が街道筋っぽいのですが、どうなんでしょうか。地形的にみると中近世にはここは海岸線だったと思いますが、尾道も海岸線が山陽道になってたことを考えると、それもありかもしれませんね。