(中島) - 可部 - (河戸帆待川) (訪問日: 2017/08/12)
カーナビで可部駅を目的地にすると、普通は国道183号に面した西口に案内されます。国道から直に乗り入れられて車には便利なのですが、この西口はバス乗り場があるだけの素っ気無い入口です。改札口も自動券売機と自動改札だけで無人駅みたい。
一方で旧市街・旧街道側の東口へ入る道は案内板もなく細い路地なので、旧街道を走っていると簡単には分かりません。(下は可部駅東口へ通じる路地と、その先にある駅前広場)
可部駅は木造平屋瓦葺にコンクリート製(たぶん)の事務所が増設された構造。有人駅、自動券売機(ICOCA対応)、自動改札(扉式)があり。切符売場に対面して構内にセブンイレブンが入っています。食堂はありませんが駅前から旧街道にかけて居酒屋が何軒かあり。駐車場は駅前広場に約10台分(スペースはそれ以上あります)、駐輪場は露天で約150台分。
ホームにいるのは広島行き列車。東口改札から1番線ホームで広島方面をのぞむ。
駅舎の建物財産標は明治44年銘。金属製で明治年号を打刻してあるのは初めて見ました。明治年号のものは他に小淵沢駅と尾道駅にありましたが(尾道はもう改装されたかも)、いずれも(たぶん)戦後のアクリル製でした。といってもこの金属製のも国鉄所有になった昭和10年代のものだと思いますが。