(久代) - 下府 - (浜田) (訪問日: 2016/07/18)
久代駅から西方向には並走する道路がなく、一旦国道9号で迂回して、国分尼寺跡あたりで再び山陰本線と並進。下府駅の江津よりのあたりが国府という地名なので、昔の石見国府にちなんだ地名で、「下の国府」という意味なんでしょう。
下府駅は駅舎の半分が「会館こくふの里」という公民館になった無人駅。待合室と事務室との境は板で封鎖されています。自動券売機無し、トイレは駅舎右側に別建屋。駐車場は駅前広場に2台程度、駐輪場は5台程度のスペースあり。駅舎や周囲に店舗なし。
ホームは駅舎から1段高い盛土上で、対向ホームへは線路下のトンネル通路を使います。両ホーム上には各々待合所があり、財産票によると、上り線が大正10年、下り線が昭和16年設置。そういえば、待合所入口の前に車寄せのような空地をつける、こういう構造は波子駅でも見ましたね。
ここの駅舎の屋根瓦にもJRマーク付き。このデザインも波子駅と同じ。