(訪問日: 2018/11/18)
三津浜駅から北上し伊予和気駅に行くには、いったん三津浜と堀江湾を仕切る丘陵をこえます。予讃線全体でいえば、松山駅から真っ直ぐ北上すれば平地を通って堀江や北条に行けるのですが、わざわざ山越えをしてシケインみたいなルートで迂回してまで三津浜駅を作っているのは、この外港が重要だったからか。それとも港へ1㎞までしか近づけなかったのは、迂回するにも限界だったというべきでしょうか。
線路に沿った県道40で丘陵を越えて、踏切りを渡った所が諸山積神社です。(特に何かで知っていたわけではなく、ちょうど踏切りを渡ると真正面に見えるので行ってみただけですが)
境内に縁起書がなかったので愛媛県神社庁のサイトで調べてみると、祭神は大山積神、高龗神、雷神で大三島から勧請されたとの事。ただ大三島の大山祇神社の祭神は大山積神一柱だし、伊予三島の三島神社の祭神に高龗神、雷神がいたり境内摂社に諸山積神社があるので、そちらからの勧請なのでは、とも思います。
こちらは境内摂社の青麻三光神社。縁起書に「脳の守護神」とあるけど、洋の東西を問わず古医学では脳を重要視しなかった事からすると、珍しい御利益です。