(山岸) - 上米内 - (区界) (訪問日: 2018/10/15)
山岸駅を過ぎるといよいよ北上山地の入口で中津川沿いの山道になり、5㎞ほど進むと上米内の集落につきます。(といってもこの辺までは、まだ盛岡の郊外住宅地といえる範囲ですが)
県道38から少し入り込んだ奥に、上米内駅があります。
こちらは駅前の食堂兼民芸店ですが、朝早かったので開店前。(そういえば、このあたりには珍しい瓦屋根です)
上米内駅は開業(大正12年)からの木造平屋トタン葺の無人駅。窓口を塞いだ板に貼られた張り紙によると、何と今年の4月に無人化したばかり。この隣の大志田駅の廃止も3年前だし、このローカル線めぐりをもう少し早く始めていれば、と少々悔やまれます。(といっても、こうやって遠乗りできるようになったのも最近の事だしなあ)
みてのとおり、券売機や改札機は無し。トイレは駅舎の区界側にあり。駅前広場に10台くらいの駐車スペースあり、駐輪用ストッパーが24台分設置。建物財産標は駅舎のものは確認できず、待合所のものを載せています。
駅舎のホーム側と、対向ホームにある真新しい待合所。
ホーム長は駅舎側で88歩、対向ホームが115歩。2面2線で対向ホームには構内踏切で渡ります。その他に車庫1棟と側線が数本。車庫横には除雪車やモーターカーが待機中です。
JR西の作業車両は基本的にJRペイントですが、JR東は大半がJR以外の所有なのか会社ごとのペイントですね。
下は駅前食堂の横にある宮沢賢治詩碑と説明板。