(八色) - 小出 - (越後堀之内)(薮神) (訪問日: 2018/10/14)
今回の遠乗りの目標の一つである只見線沿線の走破のため、出発点の小出駅にやってまいりました。(只見線としては終点ですけど) 小出市街地とは魚野川の反対側の山裾にあるので駅前はあまり広くありませんが、それでもロータリー周辺にはホテル、食堂(そばや)、タクシー会社、呑み屋と旅館などが一通りあります。駅前ロータリーには送迎用スペースが5台分、駐輪場は確認できず。
小出駅は最近リニューアルしたらしい平屋の有人駅。豪雪地帯らしく、雪下ろしの安全索用ポール(というのか?)が屋根に林立しています。自動券売機(乗車券のみ)が1台設置(Wikipediaには2台の写真が載っていたけど1台撤去された?)、自動改札機はなし。窓口業務は7:00~17:00です。
改札口前の待合所の奥には屋内型の待合室があり自販機などもあります。
改札から出たところは上越線の1番線、トイレはこの改札内にあります。
ホームは単式ホーム1面、島式2面で3面5線。下の写真は1番線から見た全景で、手前の島式ホームが2、3番線、その向こうのホームが只見線用で4,5番線です。ホーム長は上越線が306歩、只見線が133歩。上越線は「本線」とは呼ばないけど、ホーム長でいえば本線並という事ですね。
ホームへは跨線橋で渡りますが、跨線橋もホームも屋根の上に、きちんと安全索用ポール設置。
1番線から見た越後湯沢方面。只見線用ホームは跨線橋から向こう側にしかありません。
こちらは只見線用ホームからみた長岡方面。昔はこの4番線から左手の上越線への乗り入れが出来てたそうで、斜めに残るトレンチがその頃の名残か。
只見線ホーム上の待合所と非常停止用赤旗(スイッチじゃないんだ)。上越線のホームには無い融雪栓が、ここにはきちんと付いています(ここまで除雪の手が回らないという事かも)。
只見線ホームから見た越後湯沢方向。この先の車庫との間で、線路が斜めに横切っている様に見えるところが転車台ですかね。
只見線の線路の更に向こう側に停車しているTOTETSUの保線車両。ロータリー車の機構部分を取払っているようにも見えるけど、他の駅で見たラッセル車とは手摺の付き方とかちょっと違うので、別の種類かも。型式番号も6524で違うみたいだし。
駅名標は上越線用と只見線用とでは別物。(つまり只見線と上越線の連絡は無いという事ですね)。駅舎の建物財産標は見つけられなかったので、下の写真は1番線ホームにある建屋のもの。やはり豪雪地帯だけあって、許容積雪量は250cmです。
下は川向こうの小出市街地のアーケード街。ここから只見線をたどって行きます。