(伯耆溝口) - 岸本 - (伯耆大山) (訪問日: 2018/08/18)
岸本駅は木造瓦葺一部二階建て、一見民宿風の駅舎で伯耆町商工会館と併設です。
で、伯耆町に入って溝口駅が無人駅で少しさみしいなと思っていたら、次の岸本駅はなんと休日は閉鎖中。商工会館と併設駅だったのが、会館管理になったら平日の昼間しか使えない駅舎になったという次第。商工会の一部が待合所になっていると理解すべきか、軒を貸して母屋を取られたというべきか。平日は委託業務の有人らしいのですが、休日ライダーの私には永遠に分からない所です。建屋の柱に大径材が使ってあったり格子窓だったりして、外観からしても立派そうな駅舎なんですけどね。
駅舎には入れないので、駅舎横を通って構内踏切を渡って島式ホームへ出ると、遠景に大山をのぞめます。ホームは島式1面2線で、ホーム長は約206歩。
下は構内踏切から見た根雨方面
ホームから見た米子方面
ホーム上の待合所と回送列車。待合室は建物財産標によるとS56築。
駅前には駐車場5台分、駐輪場は屋根付きで40台。駅舎の横にはバスの待合室(トイレ有)がありますが、こちらも18:00で閉鎖です。駅正面の家は昔は何かの店舗だったのか、駅に面した角に小さなショーウィンドウがあって東郷青児風の人形が飾ってあるのがなかなかシュール。
岸本駅からもう少し北に進んだところからみると、大山も伯耆富士と言う名前にふさわしい姿を見せてくれます。いつも蒜山とか備後側から見える屏風のような大山になじんでたので、コニーデの姿の大山は新鮮です。
大山の見え方は各地のマンホールにも写されていて、江府町では屏風のような大山、旧岸本町のはコニーデ型の大山が描かれています。