tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ

メモ:建物財産票の分類

JRでは駅舎、待合所には建物財産票が貼ってありますが、JR各社でそれぞれ特徴があります(といっても東、東海、西しか見てないですけど)。*1

JR東は施工者とか基礎方法、許容積雪量まで書いた詳細なもの、JR東海は建物種類コードと連番を記載したシンプルな財産標です。共通するのはどちらもアクリル製で様式が共通化され、基本的にはどの駅にも貼付けられている事。たぶん民営化した際に全部貼り直したんだと思います。

それに比べてJR西の建物財産標は様式も材質も、付いているかどうかという点でもバラバラ。国鉄時代から変えてないんだろうと思います。面白いのは平成になって建替えた駅舎の財産標で、各路線の異なる様式を踏襲して作られている事。たぶん統一しようという気が無いんでしょうね。そういうところがスタンプラリーみたいな楽しみがある訳です。(という風に説明しても、やはり変な趣味だなあ)

 

今まで見てきた財産票を分類するとこんな感じ

1. 設置年代の新旧

今まで見た中の新旧番付です。木製財産標は年号が無いので、金属/アクリル財産標で比較です。

古い方

新しい方(今まで見た中で、平成の財産標は以下だけだと思う)

 

2. 材質と様式

先に書いた様にJR西の建物財産標は様式、材質とも多彩なので、簡単に分類するとこんな感じ。

  • アクリル白色1:「国鉄」という名称付 (主に山口線)

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  • アクリル白色2: 白色1タイプと同じで国鉄名称が無いもの(この形式が主流)
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  • アクリル白色3: 白色2と同様に「財第xx号」が書いていないタイプ(山陰本線に多い)
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  • アクリル橙色: 白色1の形式に近く橙色。特徴は基本的に駅名が記載されている事。
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  • 金属製1: おそらくアクリル製に変わる前のタイプ。上にアクリル板をかぶせて保護しているところが多い。

    f:id:tkmov:20160618223227j:plain (岩徳線 柱野駅)

  • 金属製2: デザイン的にはアクリル製と同じもの。上の金属製1は多分真鍮製ですが、こちらは色合いからするとブリキ製。まだ伊里駅でしか見たことがありませんが(2017年現在)、アクリル製に移行するまでの過渡的なデザインか? 建物種類の記載も普通は「本屋1号」と書くところですし、ちょっと他とは違う事情があったのかも。*2

    f:id:tkmov:20180212105515j:plain (赤穂線 伊里駅)

  • 木製: まるで表札のような形で、決まって駅舎の改札内側の軒下に掲げてあります。(ただし備中神代駅のは移築した車寄せの物なので、設置時とは違う位置についているものと思われ)  今のところ見たことがあるのは、備中神代駅亀嵩駅三保三隅駅滝野駅江崎駅重安駅渋木駅の7か所のみ。

    f:id:tkmov:20160612003328j:plain (木次線 亀嵩駅)

 

3. JR各社による違い

JR西は上の通り多様ですが、JR東とJR東海の様式は統一されています。

  •  JR東海: ご覧のとおり番号と年号しか書いていないシンプルなもの。「05」は建物種類、「3007」は連番ではなかろうか。
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  • JR東: 律儀に施工者や施工方法、面積や許容積雪量まで書いてあります(犀潟の様に古い駅では施工者欄が空白でしたが)。下の写真は二本木駅ですが、えちごトキめき鉄道に変わってもJR時代のものが残っていました(黒姫駅ではなくなっていたので、ここもそのうち取り外すのかも。あるいは所属会社の方針の違いなのか?)。
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*1:この記事初出は2018/02/03

*2:2018/02/12 追記