tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ

信越本線:沿線-トタン屋根

(直江津) - - (二本木)                  (訪問日: 2017/09/30)

新潟の古い街道筋の風景と言えば雁木造りですが、上越ではもう一つ、トタン屋根が特徴です。トランザルプミーティングで山梨に行くのに、わざわざ上越に立ち寄ったのは、これを確かめたかったのも理由の一つ。

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上越から信濃町にかけての信越本線沿線の家は基本的にトタン屋根。直江津近くには瓦葺もあるのですが、そこから南下するとほぼトタン葺ばかりで、この風景が長野のあたりまで続きます。北海道では瓦が凍結で割れるのを嫌うというけど、このあたりがそれ程低温になるとは思えず、あるいは雪が滑り落ちやいようにとも思ったりしましたが、二本木駅で聞いたところでは、雪の重さに耐えるために屋根を少しでも軽くしたいというのが理由らしい。

そう言えばかつて猫十字社の漫画、たしか「黒のもんもん組」にはトタン屋根をこよなく愛する(というかトタン屋根しか認めない)おばあさんが出て来たけども、このあたりの上越の人だったのかもしれない(作者は飯田の出身ですが)。 とはいえ、柿崎あたりの沿岸部や、富山砺波あたりは雪深くても瓦葺なので、このあたりの家がトタン葺なのはこのおばあさんの様に嗜好の問題なのだと思います。 

トタンだと瓦葺の様な構造上の制約がないせいか、結構自由奔放な形の屋根が見られます。
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こちらは雪下ろし用の梯子が常備。
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下は黒姫駅前の旅館。トタンにしても棟瓦とかの形に合わせるこだわりは、やはりトタンを愛するゆえか。
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ついでに、こちらは高田城址近くの県道沿いの雁木造り。
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