(中島) - 可部 - (河戸帆待川) (訪問日: 2017/08/12)
可部の町は、太田川沿いに下ってくる石見街道と、江の川と三篠川をたどってくる出雲街道の結節点に当たり、山陰からの物資、特に中国山地のたたら製鉄の集荷と鋳物業で栄えた町です。そして近代になると、可部線と芸備線が両街道に沿って走ることになります。そういう意味では、可部駅と下深川駅で両線が接続されて然るべきだったのでは、と妄想をしてしまいます。
可部駅西口の国道沿いはロードサイド店も車も多く騒々しいですが、旧街道には古い商家も多く残っていますので、旧街道を走り回った際の写真を少し掲載。ここでは街道沿いの胡子神社が写っていますが、地図を見ると街道の奥にいくつかの神社や祠、古そうな路地がある様子で、歩いて見て回れば良かったと少々後悔です。
街道筋の曲がり角にある、折目胡子神社。