(仁保) - - (篠目) (訪問日: 2017/07/16)
篠目駅でSLが来るまで20分くらいあると言われたので、駅から2,300m南にある細野神社に行ってみました。駅に行く途中の参道から見た本殿が、綺麗な石州赤瓦で葺いてあったのが気になったのは、神社と言えば檜皮やこけら葺き、銅葺きとかを連想していたからです。ですが、よく思い返してみれば、村社の様なところは瓦葺きの神社も多かったなあ。
とか思いながらお参り。社殿の木肌に比べて屋根が新しく見えるのは、最近葺き替えたという事か。境内もきれいで、お御籤も置いてあり、よく手入れされている様子でしたが、地図にも載っていない神社なんですね。境内入口の左右には「皇太子御成婚記念碑」あり、建立年が読めない程古く風化しているので今上陛下の時とは思えず、大正13年か、明治33年のではなかろうか。
境内から見下ろす参道。突き当りが駅前に通じる県道です。SLの到着時間に遅れまいとあわてて帰ろうとしたせいか、トランザルプで立ちごけ。参道に乗り入れた事をお叱りなのか、しかも結局SLは来ず、あわてるものではないと反省です。