荒尾駅から、県道をたどってほぼ真北の美濃赤坂駅に向かいます。線路に沿った道は無く、写真のような狭い生活道を通ることになります。
旅客としての美濃赤坂線は赤坂駅で終点ですが、貨物線がいくつか更に山側に伸びている、らしいのですが、そのうちの1本を駅近くの跨線橋の上から見ると線路がなく廃線らしい。Google mapを見ると貨物線があるんですけどねえ。
赤坂駅へ向かう線路跡
北の山側へ延びる線路跡
美濃赤坂駅は車寄せのある古風な木造駅舎。財産票にあるように大正8年築なのか。広い待合室にあったであろう出札口は板で塞がれ、無人駅、自動券売機なし。ただし駅事務所には駅員が居そうな感じ。トイレは駅舎前に別置、飲料自販機もあり。駅前に駐車区画が7台分、近くに約20台分の駐車場がありますが月極めの様子。駐輪場は屋根付きで約90台。
南側のホームから駅舎を臨む。
ホームに入線した大垣行き列車。パノラマ写真でもわかるように、旅客ホームの前には閑散とした貨物ホームと多数の引き込み線と操車場。霧にかすむ終点ホームに入線する列車と古い木造駅舎、というのも不思議な雰囲気。
下は駅舎正面に貼られた資産標。現地では気づかなかったけども、アクリル製資産標の上に打ち付けられているのは、古い木製資産標なのかも。もう少し注意して調べればよかったと少し後悔です。