(土師) - 那岐 - (美作河井) (訪問日: 2016/05/02)
岡山-鳥取県境の黒尾峠を下ったところで因美線と合流すると、そこが那岐駅です。昔でいえば備前街道筋という所でしょうか。
R53から県道に分かれて、さらに川を渡れば駅。駅舎は那岐診療所を兼ねるそうですが、当日は休診。駅舎内の待合室には郷土史を中心にした蔵書と、因美線開通や那岐駅設置由来の紹介記事が多数掲示。さらにはホームへ上がる階段には那岐駅の写真が飾ってあります。無人駅、自動券売機なし、トイレは駅舎正面の左の建屋。駐車場、駐輪場はありませんが、駅舎左側をホームまで上がった所にスペースあり(といっても駐車場という訳ではないですが)
自販機、店舗は駅および周囲にもなし。(駅周辺の探索が出来てないので、見た限りという限定つきですが)
駅舎からホームへ上がる階段。この雰囲気は岩徳線の柱野駅と似てます。(あちらは駅舎が盛土の上でしたけど)
那岐駅の写真で飾られた階段。
階段を上った所はホーム上の待合室になっています。ホームは対向の2面。下の写真は智頭行きが入線したところ。ホーム西側にはかつての保線用スペースと廃止された線路跡があります。(こういう、ホームや線路まで区別なく入れるという点が、幹線線路とは違ってローカル線だなあ、と感じるところです)
駅舎とホームを横から見たところ。車両が通っているところが斜面上の線路の位置。
古い駅名標はホーム上の待合所に掲示してあったと思う。(Wikipediaでは待合室設置とありましたが)