tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

北松江線:長江駅 (ながえ)

(秋鹿町) - 長江 - (朝日ヶ丘)                          (訪問日: 2019/08/03)

松江から朝日ヶ丘駅までは少し内陸を通っていた北松江線ですが、長江駅付近からは湖岸を見ながら国道で並走することになります。下の写真は国道から駅へ入るところの踏切。幅員規制とかの標識はないですが二輪車しか通れません。踏切渡ってすぐに右に入れば長江駅です。
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長江駅はホーム上に待合室が1棟ある無人駅。下に写っている奥が待合所で、手前の新しい建屋はトイレです。自動券売機、改札機はなし。見ての通り駐車場のスペースは無く、駐輪場は待合所奥に約5台分(屋根付き)あり。食堂、売店の類は無し。
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ホームは1面1線で他の駅と同様、ホームは線路北側にあります。ホーム長は91歩。ホームがカーブになっている駅は多いですが、ここは線路に合わせてわずかにS字カーブを描いています。
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下は長江駅から見える宍道湖。駅が南西向きになっているので、きれいな夕日が見えそうです。
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北松江線:朝日ヶ丘駅 (あさひがおか)

(長江) - 朝日ヶ丘 - (松江イングリッシュガーデン前) -                    (訪問日 2019/08/03)

朝日ヶ丘駅近くに来ると北松江線は少し湖岸を離れて山際を走るようになります。国道を離れて脇道で線路沿いを走ったのですが、道からは駅が見えるだけで駅に通じす箇所がなさそう。結局国道との分かれ道あたりまで戻って、駅背後の朝日ヶ丘団地から下る道でアプローチする事になります。

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団地の中の駅への入口。小さい駅への案内板で、左に駅があることを示しています。
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朝日ヶ丘駅は団地下の坂の途中にある無人駅、ホームへの入口に待合所が1棟。団地からの利用者ばかりでしょうから駐車場は無し、駐輪場は待合所の左手に約15台分(屋根付き)。食堂、売店は無し。下の写真は団地から下ってくる道が移ってますが、この道をそのまま下って線路をくぐって下の道のバス停に出られます。ただし出た所は歩道なので、車で出ることはできませんが。
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待合室はほぼガラス張りで、券売機、改札機は設置無し。
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ホームは1面1線で線路の北側に設置。ホーム長は81歩で他の駅より少し短め。下の写真はホームから見た出雲方面。
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こちらは松江方面の景色
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駅前には湖北ファームという農園が広がってますが、今は閉鎖中かも。その向こうには宍道湖で南西方向に向いてるので、駅名とは違って夕日が見えそうです。
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北松江線:松江イングリッシュガーデン前駅 (まつえいんぐりっしゅがーでんまえ)

(朝日ヶ丘)松江イングリッシュガーデン前(松江しんじ湖温泉)    (訪問日: 2019/08/03)

 

松江市街を出発して宍道湖北岸を西進して、松江イングリッシュガーデン前駅に向かいます。(駅名、長いなー) 途中にはしゃれた珈琲館とかあって、長閑な湖岸です。
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やがて国道わきのイングリッシュガーデン前を過ぎて、古江JA、Aコープ古江の裏手が松江イングリッシュガーデン前駅になります。(正確に言うと駅の前にあるのは閉館した美術館で、ガーデンはもう少し東に戻ったところになります。この経緯はWikipediaとかを参照してください)

下の写真がAコープで、正面の道がコープの裏まで伸びて駅につながっています。(ただし歩道です)
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Aコープからの道は踏切につながっていて、そこからホームに入れます。
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こちらは踏切の反対側。駐輪場(約50台くらい)もこちらにあり、古江集落からはこちら側を利用している様子です。
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松江イングリッシュガーデン前駅は駅舎は無く、ホーム上に待合室がある無人駅。券売機、自動改札機はなし。駐輪場、トイレは北側入口にあり。駐車場はない様子。
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ホームは1面2線で、ホーム長は約95歩。下の写真はホームから見た松江方面。その下は出雲方面
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所で踏切脇には電源設備を収納した建屋があるのですが、結構簡易な倉庫のような外観。JRならコンクリート製建屋になる所ですが、やはり一畑電車はそういうところが合理的です。
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北松江線:松江しんじ湖温泉駅 (まつえしんじこおんせん)

(松江イングリッシュガーデン前) - 松江しんじ湖温泉                   (訪問日: 2019/08/03)

来るのが遅かった今年の夏、ようやく晴れたので行きそびれた北松江線を廻ってきました。宍道湖南岸から湖岸を北上する途中、下の写真は県立島根美術館を少し過ぎた白潟公園から松江しんじ湖温泉駅方面を見たところ。この日はちょうど水郷祭り当日で、花火見物の場所取りが向こうの北岸まで、ずっと続いています。
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宍道湖大橋で大橋川を渡って、西へ左折した所、すこし湖岸から離れたところに松江しんじ湖温泉駅があります。Wikipediaによると昔は駅南側がすぐ湖だったそうで、確かに昭和30年頃の航空写真をみると駅前の道路あたりは湖岸になっていたようです。
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こちらは、駅舎正面(東側)のバスターミナルから見た様子。
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駅舎前には足湯浴場が隣接、駅舎内には売店があります。

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松江しんじ湖温泉駅(やはり、駅名長い)は天井の高い駅舎にホーム2面2線の有人駅。券売窓口と自動券売機があり。近くにコインパーキングや月極はありますが送迎用の駐車場は不明、駐輪場はホーム横に多数あります(もっとも土曜でもほぼいっぱいですが)。

駅員は乗降客整理から売店の整理、レジ打ちまで担当していて忙しそうですが、とにかく物腰が柔らかいです。この日は水郷祭りのため臨時列車もあり、多くの乗降客で大変そうでした。(写真はなるべく人が少ないときを待って撮影したので、本当はもっと人でがあったんですよ)
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ホームは駅舎の奥に2面2線の頭短式。ホーム長は101歩と66歩。
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下の写真は駅から見た出雲方面。
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宇野線:八浜駅 (はちはま)

(常山) - 八浜 - (備前田井)                          (訪問日: 2019/07/16)

宇野から北上した宇野線は、田井地区の北で児島半島の一番狭いところを横断して、児島湾側に出ます。干拓完成前の地形を想像する時、児島駅前にあった「吉備の児島」の説明看板を見るとよくわかります。(→児島駅

八浜駅は山沿いの県道沿いにある無人駅で駅舎はありません。駅前ロータリーには駐車区画が5~6台、駐輪場は屋根付きが約40台分あり、食堂・売店は無し。(そういえばここには、駅名看板がないなあ)
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ホームは2面2線でそれぞれに待合所がありますが、ここも備前田井駅と同じく1番線のホームと待合所がダズル迷彩仕様に塗装されています(どっちかといえば都市迷彩かな)。待合所横にはタッチ式自動改札機、内側には自動券売機(チャージ機能付)が設置されています。

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でも同じホームにある便所は迷彩塗装なし。2番ホームの待合所もそのままです。
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駅裏にあたる2番ホームにも入口があるので、こちらにも自動改札機(タッチ式)が設置。
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ところで駅裏にはケアハウスしかないのだけど、この改札口はその施設専用なんでしょうかね。
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ホームは2面2線で跨線橋で連結、ホーム長は166歩。下の写真は1番ホームから見た岡山方面。その次は宇野方面の風景。
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下は跨線橋から見た宇野方面と、その次は岡山方面。1番線の方が直線になっているのが分かりまし、1番線の外側に昔の引込線の跡らしきものが見えます。(昭和50年頃の航空写真には引込線が移ってるので、その跡かと)
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待合所壁にかかっていた児島湾干拓の説明板。これによると、明治期には隣の常山駅まで干拓されていて、八浜駅あたりは昭和になってからとの事。宇野線の開通が明治末ですから、宇野駅までの宇野線の中で、八浜駅付近だけが海を眺められたのかもしれませんね。
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宇野線:備前田井駅 (びぜんたい)

(八浜) - 備前田井 - (宇野)                          (訪問日: 2019/07/16)

宇野駅から線路に沿って県道22で北上し、田井市街地に入ったところに備前田井駅があります。田井小学校の角を曲がって突き当りの駐車場の上に駅があるのですが、駅への入口はちょっとわかりにくく、左手の住宅街の中の坂道を上った所です。

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備前田井駅は駅舎のないホーム2面2線の無人駅。ホーム間は南側(宇野寄り)の踏切で連絡されていて、住宅街を登って階段の上がこの踏切に出ます。下の写真は踏切から見た岡山方面と駅構内で、線路両側の側道からホームに入ります。
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ホーム長は182歩で、それぞれホーム上に待合所があります。2番線(宇野方面)の待合所は他でも見られる普通の待合室ですが(でも片岡駅久々原駅に比べるとちょっと簡素)、1番線の待合所とホームは宇野駅と同じコンセプトの迷彩模様。自動券売機と自動改札機(タッチ式)も1番線にだけ設置されていますが、どうせなら2番線も改装して、同じ迷彩仕様にしてあげればよかったのに。
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下は2番線ホームから見た宇野方面
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宇野線:宇野駅 (うの)

(備前田井) - 宇野                            (訪問日: 2019/07/16)

本四備讃線児島駅まで走ってきたので、R430で児島半島をグルっと廻って、次は宇野駅に。途中の海岸沿いには造船所、精錬所が続くのが印象的です。玉野市街に入ったR430がR30と合流して、市街地を通り抜けて突き当たったところが宇野駅です。(ちなみに玉野という地名は、玉村と宇野村の名前を合わせて出来た玉野村に由来)

フェリー乗り場に面した玉野宇野駅横には宇野駅前駐輪場(有料)*1があり、大型二輪用スペースもあります。ただ正面から入るとなかなか分かりにくく、知らずに小型車スペースに停めてしまいました。もっとも駐車枠は13台なので、実際は写真のように大型車スペースはすぐに一杯になるようですけどね。  そういえば、いしいひさいち氏はここの出身なんですね。

駐車場は駅舎北側、昔の操車場跡に広い有料駐車場があります。

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宇野駅宇野線終着駅で、白壁に赤瓦屋根が映える新しい駅舎です(新しいのはもちろん、宇高連絡船廃止に伴う改築の結果ですが)。この駅の第一印象は「このダズル迷彩は何??」ですが、これは瀬戸内国際芸術祭の一環でイタリアンデザイナー Esther Stockerさんによるデザインとの事。まあ、精錬・造船業の並ぶ少しレトロな街の雰囲気に、大戦間に流行したダズル迷彩風のデザインというのは合うのかも、と思うのは勝手な思い込みかな。 あと印象的なのは外国人のバックパッカーが多い事。やはり瀬戸内国際芸術祭を目当ての人が来るのでしょうかね。
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駅舎内には待合室、自動券売機、タッチ式改札機を設置、駅舎左手は売店と観光案内書になっています。有人駅ですが改札は列車発着時のみ窓口が開きます。トイレはホーム側に設置。
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ホームは1面2線の頭端式でホーム長は317歩(2番線)と188歩(1番線)。
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駅名標の写真は、撮るのを忘れました。
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宇高連絡船時代の名残がないかと周辺散策してみましたが、予習もしてない鉄分の薄い目では、何も見つけられませんでした。

 

 

*1:駐輪場は有料との指摘があり、訂正しました

本四備讃線:児島駅 (こじま)

(上の町) - 児島 - (宇多津)                          (訪問日: 2019/07/16)

上の町駅からは児島市街地に入りますが、本四備讃線(瀬戸大橋線)は高架で直進するので並走路はなく、街路に沿って一旦海岸に出ます。児島というと学生服とジーンズの街という事で、途中にはジーンズミュージアムや児島学生服資料館があります。

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児島駅に行く途中、国道430号からみた下の町の漁港。
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国道430号で児島駅の、市街地とは反対側の東口に到着。こちらには回転寿司やパチンコ店併設の食堂などがあり。国道の待避所やろ度サイド店の駐車場などで一時的に駐車は可能。もう少し先の児島観光港にはお土産店もあります。
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こちらは児島駅の市街地側。入口にある看板を見ても、ジーンズ押しのようです。こちら側にはTimesの有料駐車場有り。駐輪場は未確認。
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児島駅みどりの窓口もある有人駅、構内にはセブンイレブンもあり、自動券売機、扉式改札機を設置。
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ホームは高架上にあり2面、ホーム長は250歩。下の写真はホームから見た四国方面。その下は反対の岡山方面。
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下は駅前広場にあった観光案内看板の一つ。児島を含む鷲羽山付近が四国へ向かって突き出ていて、瀬戸大橋のルートになった事がよくわかります。かつてはこの先端の下津井まで下津井線があって、廃駅跡が点在しているらしいけど、そこは廃線趣味の領分なので今回はパス。
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おまけ:児島から宇野へ行く途中、唐琴あたりから望む瀬戸大橋。
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本四備讃線:上の町駅 (かみのちょう)

(木見) - 上の町 - (児島)                         (訪問日: 2019/07/16)

木見駅上の町駅の間はほぼトンネルなので、バイクは由加山を越えて上の町の街に出てきます。上の町北交差点を右折して線路の高架が見えたら、そこが上の町駅です。

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上の町駅木見駅と同じく、高架上にホームがある無人の高架駅、階下の地上入口に自動券売機(チャージ機能付)とタッチ式改札機が設置。トイレは階段横にあり、待合室はありません。駅前に大きなロータリーがありますが乗降者用駐車場はなく(送迎用にローターリーには停められそう)、月極駐車場が近くにあります。駐輪場は木見駅と同じく高架下で、通勤通学用か多数駐輪中。売店、食堂はありませんが周囲が住宅街で、ヤマザキとかあります。

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高架上のホームは屋根付きで待合所には椅子が備付けてあるところは、木見駅植松駅と同じ。ホーム長は246歩でこれもほぼ一緒。
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下は1番線(岡山行)から見た児島方面、その次は岡山方向。
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上の町駅周辺は住宅街で通勤駅という風情ですが、瑜伽大権現の参拝道に近いせいか、よく見ると辻々に祠や石仏、依り代が祀られています。下の写真は駅のすぐ近くの路傍にある石仏。

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本四備讃線:沿線-由加神社 (ゆかじんじゃ)

(木見) - - (上の町)                          (訪問日: 2019/07/16)

木見駅から上の町駅まで、本四備讃線はほぼトンネルで抜けてゆくので、バイクでは由加山の峠越えになります。(麓の大きな県道を廻るルートもあるんですけど、それでは面白くないので)

何やら古そうな切通の峠を越えて県道玉野福田線を南下し由加温泉を過ぎると、由加山大権現があります。
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県道脇にある厄除け石段の表参道。神仏分離令の前は由加大権現として神仏習合だったためか、あまり神社とか菩薩寺とかはあまり表に出てなくて「由加山」という名前で案内板にも書かれています。
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長い参道脇に並ぶ門前町。ですが、平日昼間のせいか、開いているのは入口の茶屋と境内の休憩所だけだったのは少し残念。また参道脇を見れば山陽路、四国、畿内各所からの寄進があった事がうかがえます。
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下の写真は境内直前の石段下にある石鳥居と、境内にある備前焼鳥居。備前焼鳥居の右奥が由加神社本宮、左側が蓮台寺ですが、神仏習合を反映してか扁額は一貫して「瑜伽大権現」ですね。
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拝殿全景。(拝殿下の日陰に露光を合わせてしまってカブリまくり。反省を込めてここにさらします)
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で、その拝殿の天井に何があるかというと、十二支方位の書かれた羅針盤らしきもの。由加大権現は江戸時代、金毘羅宮と両方お参りする両参りというのが流行したそうなので、そういう船関係の奉納品か、とも思いますが、中央に針のようなのが見えるので、もしかしたら時計かもしれない。
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由加山から下ってきて、麓の上の町に差し掛かる所(里からみたら山への入口)のため池の堤の上にある由加大権現の石鳥居(石碑によると文久三年奉納らしい)。下から見上げると鳥居が空に映えて、参道が山に続くように見えますが、その向こうはすぐに池になっていますから、どちらかというと里を振り返るための展望台みたいなものです。

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