tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

山陽本線:岩田駅 (いわた)

(田布施) - 岩田 - (島田)                    (訪問日: 2018/09/23)

柳井から光へ、安芸灘から周防灘へ室津半島を越えるところにある岩田駅です。ここまでずっと海岸線沿いに走ってきた山陽本線がここで内陸に入り込むのは、ここが伊藤博文の生地だから、というのは穿った見方ですかねえ。

岩田駅は並走する県道23号ぞいの商店街から、少し入ったところにある駅前広場の奥。駅前にはタクシー待機場所が4~5台分、送迎用は広場内に適当に止められる様子。駐輪場は駅前花壇の奥に約20~30台分。県道沿いに商店がいくつかありますが、とりあえず駅から出たところの角にセブンイレブンがあります。

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木造平屋瓦葺の無人駅(もしかしたら平日は委託業務があるかも)で、待合室には自動券売機を設置、改札機はなし。トイレは駅舎左手に別棟です。

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ホームは単式1面1線と島式1面2線で跨線橋で連絡。ただ島式ホームの駅舎側はフェンスで封鎖されていて1線しか使用されてません。島式ホーム上には待合室が1棟で建物財産票があり。ホーム長は226歩ですが、これは田布施側のフェンス封鎖部分までの長さですので、全長は300歩くらいはあるかも。

下の写真は跨線橋から見た光方面
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こちらは田布施方面で、線路の先はすぐトンネルです。
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おまけは新山口行きの通貨列車。昔はかぼちゃカラーで、小郡行きと言ってましたよね。
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名所案内の2行目で消されているのは、三丘温泉かな。

建物財産票は島式ホームの待合室のもの。ペンキで塗り込められた金属製の代わりにアクリル製のが貼ってあります。
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f:id:tkmov:20190303163621j:plain 開業80周年ということは、この碑自体が40年くらい前ということですな。

こちらは山口県らしい明治元勲の紹介パネル。去年2月に言った大畠駅にはなかったので、たぶんそのあとの明治150年行事で付けたんじゃないかな。 (そういえば去年9月の柳井港駅にはあったなあ)
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山陽本線:田布施駅 (たぶせ)

(柳井) - 田布施 - (岩田)                    (訪問日: 2018/09/23)

柳井から室津半島を超えて周防灘に超える途中にある、田布施駅です。

市街地から少し外れた県道の曲がり角に、駅前ロータリーを備えたコンクリート製一部二階建ての駅舎があり、駅前には送迎用に5~6台分、タクシーが常駐です。(駅前にタクシー会社がありますし)

がらんとした待合室は山口県山陽線岩徳線ではおなじみの風景で、みどりの窓口もある有人駅で、自動券売機(ICOCA非対応)が1台あり自動改札はなし。入場券の持ち帰りについてはけっこう鷹揚で、特に無効印や入鋏をしなかったのは委託販売だからなのかな。

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ホームは相対式2面2線で跨線橋で連絡、対抗側ホームには上屋に連結した待合所があります。ホーム長は332歩。下の写真は対抗ホームらか見た柳井方面。
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下は同じく対抗ホームから見た下松方面。
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駅前には昭和の香りのする建物が多く、この旅館兼食堂などは、なかなかの雰囲気です。
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予讃線:浅海駅 (あさなみ)

(大浦) - 浅海 - (菊間)                       (訪問日: 2018/11/18)

光洋台駅へ行った後は、しまなみ海道へ移動しようと国道196のバイパスに乗ったのですが、北条の北で旧道に戻ってしまったので、もう一か所、旧道沿いにある浅海駅を訪問しました。

国道沿いのJA倉庫の横を通って、駅前広場の先にあるちょっとメルヘンチックな三角屋根の駅舎が浅海駅。駅前に約10台くらいの駐車スペースあり、駐輪場は5台分プラス駅舎前にも数台停めています。トイレは駅舎右手でホーム側に開口。売店・食堂は無し。

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駅舎の半分は待合室で券売窓口は閉鎖された無人駅。自動券売機、自動改札機の設置は無し。

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ホームは駅舎側に1面1線、対向ホームは島式1面2線。島式ホームの奥側の線路は使われて無さそうなので、相対式2面2線と言うべきかも。ホーム間は跨線橋で連絡し、ホーム長は148歩。
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下の写真は跨線橋から見た菊間駅方面。停車しているのは松山行き列車、上り方向も1番ホームに停まるんですね。
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こちらは大浦駅方面
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こちらは対向ホーム上にある待合室と、謎の屋根囲い。(同じことを堀江駅でも書いた様な。このセットがデフォルトなんでしょうか。)
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予讃線:光洋台駅 (こうようだい)

(粟井) - 光洋台 - (堀江)                       (訪問日: 2018/11/18)

松山から堀江までは線路と田畑の条理が交差して並走路が無いのですが、堀江を過ぎて北上すると、海岸線まで山が迫り、漸く予讃線に並走することができます。

旧の国道196で海岸を見ながら2kmばかり走って、光洋台団地への入口で山側に入ると予讃線の踏切りの横が光洋台駅。非常に分かりやすい駅名で、昭和61年設置なので団地の分譲に合わせた開業だと思われます。(何か似たような駅名が全国にありそう)

光洋台駅は駅舎は無く、1面1線のホーム上に待合所と自動券売機収納の屋根囲いがある無人駅。ホームへは踏切横の通路から直接入ります。駐車場は無く、駐輪場はホーム入口の横の倉庫前に約40台分のスペースがあり。周囲に食堂・売店・トイレ・飲料自販機は無し。(旧国道の県道沿いには少し走ればドライブインなどがありますが) 券売機はあるけど自動改札機は無し。

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待合所の左にあるのは自動券売機を収めた小屋。こういう小屋にも「諸舎」という建物財産標がついています。
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ホーム入口横の駐輪場の様子。
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ホーム長は、ここまでの駅に比べるとさすがに少し短い115歩(他の約2/3です)。下はホームから見た粟井、北条方面。
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予讃線:堀江駅 (ほりえ)

(光洋台) - 堀江 - (伊予和気)                       (訪問日: 2018/11/18)

伊予和気駅から堀江駅までの間は、線路が田畑の条理や川筋と無関係に敷かれているので並走路が無く、県道でジグザグに迂回しながら堀江駅までたどりつきます。

堀江駅は堀江港から県道を挟んで約400m奥まった所にある無人駅。駅前広場には約10台くらいの駐車スペースあり(ただし区画は無いので駐車可なのかどうかは不明)。駐輪スペースもあまりはっきりしませんが、たぶん下の写真の中央あたりに100台分くらい。駅舎は廃貨車の再利用で、その右隣がトイレ、駅舎左手の白板壁瓦屋根の建屋は倉庫の様ですが、ホーム側に監視用出窓があるので昔の駅舎跡かもしれません。

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駅前広場に面して売店がありますが、日曜日だったせいか閉店中。その横に美容院があるのは、「駅前に美容院(散髪屋)」という法則が四国でも有効という事かも。
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駅舎内にはベンチと券売機あり(近くの他の駅とはちょっとタイプが違います)、改札機はなし。
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ホームは相対式2面2線で、駅舎側のホーム裏に側線があります。ホーム間は跨線橋で連絡。ホーム長は駅舎側も対向ホームも156歩。下の写真は駅舎側ホームから見た光洋台駅方面。
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こちらは対向ホームから見た伊予和気駅方面。
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下の写真2枚は跨線橋から見た光洋台駅方面と伊予和気駅方面。
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こちらは対向ホーム上にある待合所と謎の屋根囲い。
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こういう屋根囲いは伊予和気駅や浅海駅にもありますが、昔の券売機設置場所だったのか。(彦崎駅のホーム上の券売機にはこういう屋根が付いていますが、それにしては台座の跡が無いのでちがうかな)

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対向ホームには奥の宅地からの道が出来ていてちょっとフリーダムな感じ。踏み跡からするとかなり昔から使われているようですね。
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建物財産標は見当たらなかったのですが、各建屋のそれらしい場所に同じ木札が打ち付けてあるのは、昔の財産票の跡なのでは?
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おまけ:堀江港

かつては仁方からの国鉄連絡船や呉からのフェリーが発着していた堀江港。桟橋の大きさは仁方港と同じぐらいですが、連絡便の無い今はターミナルは無く、海の駅となっています。

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予讃線:伊予和気駅 (いよわけ)

(堀江) - 伊予和気 - (三津浜)                       (訪問日: 2018/11/18)

三津浜駅から丘陵を越えて、堀江湾に面した平野に出たところが和気地区、伊予和気駅があります。周囲は店舗が点在する住宅地です。

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伊予和気駅はお好み鉄板焼き店が併設されたメルヘンチックな無人駅。駅の待合室は左の車寄せ部分だけで、3/4は鉄板焼き店が占めています。(ところでこの店名は内田彩の曲名からとったのか?) 駅前に駐車区画が6台分、駐輪場は駅舎右手にあり多数駐輪中(その更に奥には廃棄自転車の山が...)
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待合室内には自動券売機設置(チャージ機能非対応)、自動改札機は無し。喫煙場所は改札内の待合所横になります。休日の昼過ぎでしたが、キャリーバッグを持った人とか結構利用者がいます。
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ホームは相対式2面2線、対向ホームの反対側には側線が2線。ホーム間は跨線橋で結ばれています。ホーム長は駅舎側が156歩、対向ホームが153歩。

下の写真は三津浜方面で、写真左端あたりの丘陵の向こうが三津浜です。
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こちらは対向ホームから見た堀江方向
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ホームにある設備写真を2点掲載。下写真は駅舎側ホームにあるトイレ。
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こちらはどうという事のない屋根なのですが、こういうのにも建物財産票がついています。昔はここに券売機でもあったのかも。
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ここまで「駅舎」と言っていた建屋の建物財産標には「待合所1号」と書いてあるので、あれは鉄板焼き店の一部を使った待合所なのかもしれません。

 

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山陽本線:河内駅 (こうち)

(本郷) - 河内 - (入野)                       (訪問日: 2019/02/01)

冬の曇天の合間をぬって、河内駅に行ってきました。

西条や西高屋のある加茂台地から下って来て、沼田川沿いにあるのが河内町(今は東広島市)。三原へ向かう県道33がバイパスで線路の南を迂回していますが、そちらは川沿いで店舗とかは無いので、市街地にある河内駅前の商店街はまだ「生きている」感じがします。(余所者がこういうのも何ですが)

(下の軽トラがいる所の右手が河内駅。駅前には食堂や薬局や銀行、この写真の背後にはJAスーパーなどがあります)
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河内駅は木造平屋瓦葺の無人駅。駅前にはタクシーが常時2台待機(平日昼頃)、送迎用に2台の区画有り(下の写真の左端の車の位置)。その他は月極駐車場が十数台分と、その奥が有料駐車場になります。

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駐輪場は駅舎の右手(入野側)に約100台分くらいありますが、一段高い敷地にあって出入口が狭いので、大型バイクで入るには少し苦労しそう。(まあ白市駅の駐輪場よりは楽そうでしたが)
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待合室の駅事務窓口は閉鎖されていて、自動券売機(ICOCAチャージ可)が1台、改札にはタッチ式の自動改札機とICOCAチャージ機が設置されています。無人化が昨年だったせいか、窓口跡の上にはまだ「みどりの窓口」の看板が取り残されたままです。待合室には売店は無く飲料自販機が2台。トイレへは待合室からでは無くホーム側から入れます。
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ところでこの券売機はパネルには「乗車券・入場券」と書いてあるのにメニューには入場券が無い、しようが無いので最短区間(190円)乗車券を購入しました。
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こちらは駅舎のホーム側の様子。待合室から見ると無人ですが、管理事務の駅員は居るようで、ホーム清掃・自販機の空容器回収とかをしていましたし、保線関係者の出入りも盛んです。
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駅舎側に単式ホーム1面1線、島式ホームが1面1線で跨線橋で接続されています。ホーム長は駅舎側が222+(50)歩、島式ホームが252+(87)歩。括弧内はフェンスで閉鎖された先の長さで、合わせると330歩くらいになって、幹線駅としては標準的なホーム長です。

下は島式ホームから見た入野方面。
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こちらは駅舎側ホームから見た本郷駅方面と通過する貨物列車。貨物は旅客よりも多くて、入野から河内に来る間の15分くらいで貨物列車2本、河内駅で見ている20分の間でも貨物列車1本とEF65を1両見ました。
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跨線橋から見た入野駅方向。向こうに見える谷間を蛇行しながら下って来たのが分かります。
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こちらは本郷、三原方面。こちら側は沼田川沿いに一直線で谷を下って行きます。向こうの谷にかかっている大きな橋は広島空港から伸びる広島中央フライトロードで、桁下が100m位あります。広島空港は右手の山の上、ここから200m位上にあるという事だから、結構厳しいところにつくったものです。
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駅舎(本屋)の建物財産標は待合室内の柱についています。日付は開業時の明治27年で、金属製で見た中では最古のものです。旅客上家の財産標は駅舎側ホームのもの。
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駅正面の竹乗天命堂薬局の前に建っている石碑。駅の開業時(明治27年)はもっと狭い駅前だったんでしょうね。

竹乗氏 大正二年駅前道路新設ニツキ 寄附 宅地三十六坪也  大正二年三月建之

竹乗氏寄附碑

 

予讃線:沿線-諸山積神社

(訪問日: 2018/11/18)

三津浜駅から北上し伊予和気駅に行くには、いったん三津浜と堀江湾を仕切る丘陵をこえます。予讃線全体でいえば、松山駅から真っ直ぐ北上すれば平地を通って堀江や北条に行けるのですが、わざわざ山越えをしてシケインみたいなルートで迂回してまで三津浜駅を作っているのは、この外港が重要だったからか。それとも港へ1㎞までしか近づけなかったのは、迂回するにも限界だったというべきでしょうか。

線路に沿った県道40で丘陵を越えて、踏切りを渡った所が諸山積神社です。(特に何かで知っていたわけではなく、ちょうど踏切りを渡ると真正面に見えるので行ってみただけですが)

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境内に縁起書がなかったので愛媛県神社庁のサイトで調べてみると、祭神は大山積神、高龗神、雷神で大三島から勧請されたとの事。ただ大三島大山祇神社の祭神は大山積神一柱だし、伊予三島三島神社の祭神に高龗神、雷神がいたり境内摂社に諸山積神社があるので、そちらからの勧請なのでは、とも思います。

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こちらは境内摂社の青麻三光神社。縁起書に「脳の守護神」とあるけど、洋の東西を問わず古医学では脳を重要視しなかった事からすると、珍しい御利益です。
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予讃線:三津浜駅 (みつはま)

(伊予和気) - 三津浜 - (松山)                     (訪問日: 2018/11/18)

松山観光港から海岸よりの伊予鉄道沿線で三津駅まで来ましたが、今度はそこから約1㎞東の山側にあるJR三津浜駅です。(三津浜にある伊予鉄道の駅が三津駅で、山沿いのJR駅が三津「浜」駅とは、此は如何に)

三津浜駅は木造平屋建てスレート葺の無人駅ですが、駅舎にはうどん屋が営業中。駅前ロータリーに駐車スペースが数台、タクシーは2~3台が常駐。駐輪場は屋根付きで駅舎右側に多数(でも周囲が住宅街のせいか、日曜日ながら満車です)

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洋式小屋組みが見える待合室の中にある駅事務所は今は無人で、代わりに券売機が設置されてます。この事務所の簡易な造りからすると、駅員再配置した時に後付けしたのかも。
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ホームは相対式2面2線で跨線橋で接続、ホーム長は駅舎側で155歩。駅舎反対側ホームには待合所が1棟あり。
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駅舎側ホームから見た松山方面
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こちらは伊予和気方向から山越えして入線する下り列車。
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対向ホームにある待合所。かつては島式ホームで右側にも線路があった模様。
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面白いのは、ホーム連絡の跨線橋と、駅東西を連絡する陸橋がつながっていて、ホームを自由に行き来出来ること。無人駅で改札が無いから構わないんでしょうけど、将来自動改札機が使われるようになったら、陸橋上にも改札機が付くんでしょうかね。(ちょうど山陰本線直江駅みたいな感じに)
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ちょっと気になったのは待合所に打ち付けられている木札。他のJRの駅でも同じものがあったのですが、昔の建物財産標の名残かな。
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おまけとして、側線にあったモーターカーと、通過する特急(たぶん)。オートで撮影したので先頭のピントが外れてしまいました。
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予讃線 駅名

予讃線の駅名リスト (とりあえず 伊予西条以西)

- 伊予西条 - 石鎚山 - 伊予氷見 - 伊予小松 - 玉之江
- 壬生川 - 伊予三芳 - 伊予桜井 - 伊予富田 - 今治
- 波止浜 - 波方 - 大西 - 伊予亀岡 - 菊間
- (浅海) - 大浦 - 伊予北条 - 柳原 - 粟井
- (光洋台) - (堀江) - (伊予和気) - (三津浜) - 松山
- (市坪) - (北伊予) - (南伊予) - (伊予横田) - (鳥ノ木)
- (伊予市) - (向井原) - (高野川) - (伊予上灘) - 下灘
- (串) - 喜多灘 - 伊予長浜 - 伊予出石 - 伊予白滝
- 八多喜 - 春賀 - 五郎 - 伊予若宮信号場 - 伊予大洲
- 西大洲 - 伊予平野 - 千丈 - 八幡浜 - 双岩
- 伊予石城 - 上宇和 - 卯之町 - 下宇和 - 立間
- 伊予吉田 - 高光 - 北宇和島 - (宇和島)


予讃線のその他の記事

予讃線:沿線-諸山積神社 - tkmov(バイクとローカル線と)

予讃線:沿線-伊予神社 - tkmov(バイクとローカル線と)

予讃線:沿線-下灘駅 (しもなだ) 遠望 - tkmov(バイクとローカル線と)


駅名標

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