tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

可部線:上八木駅(かみやぎ)

(梅林) - 上八木 - (中島)                   (訪問日: 2017/07/30)

梅林駅から上八木駅の間で、旧国道と可部線が国道54号バイパスと立体交差するあたり、少し坂を越えます。坂と言っても分からないぐらいですが近くのバス停は八木峠となっています。下写真でバイパス橋をくぐって少し坂をくだった先が上八木駅になります。
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下は旧国道54号(県道270)から上八木駅への入口付近、先行の黒い乗用車の左側の踏切りが入口です。梅林駅方向から来ると右折侵入になるのですが、交通量も多く、後続にバスでもいると右折する度胸が出せません。ということで一旦行き過ぎてからUターンして撮ったのが下の写真です。

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下は旧国道から上八木駅に入る踏切り。最初に入ろうとしたときにも対向車が出てきて進入を諦めましたが、撮影してた10分程度でも5~6台が通ってましたので、車で来るときは気を付けてください。
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上八木駅は何故か二階建て高さの吹抜けになった駅舎の無人駅。自動券売機(ICOCA対応)、自動改札(扉無)、トイレ、飲料自販機有り。駐輪場は駅舎左側と裏側にありますが、スペース的にバイクは無理。駅の向かい側(下の写真の背後)に1軒分の空地があり、駐車車両がありましたが、契約駐車場の様子で、それ以外の駐車場は無し。

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ホームから広島方面をのぞむ。左の囲い屋根は駅舎からホームへの通路。
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ホームから可部方面をのぞむ。周囲は郊外型住宅地でアパートで埋まっています。
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可部線:梅林駅(ばいりん)

(七軒茶屋) - 梅林 - (上八木)                   (訪問日: 2017/07/30)

緑井駅七軒茶屋駅あたりは、旧国道(今は県道270)との間に住宅をはさみながら並走してきた可部線ですが、梅林駅付近からは線路のすぐ脇を走ります。(こういう並走になると、駅へ入るのが難しくなるパターンが多いのですが、次の上八木駅がまさにそうなります)

下のカーブミラーの先、陸橋の下が梅林駅、線路の左には梅林小学校。(2014年の水害ではこの線路まで土砂が流れてきてました)

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旧街道から左折して踏切をわたった所が梅林駅です。駅舎前は狭いながらも空地になっていて、雑貨屋などが取り囲むように建っています。有人(委託?)ですが、営業時間は平日 7:30~18:00。自動券売機(ICOCA対応)、飲料自販機有り。自動改札機はタッチ式(扉無)。トイレはみあたらず。駐車場は無く、駅舎裏に駐輪場が約50台分。駅前の雑貨屋はどうも開いていない様ですが、近くの国道54号にはロードサイド店が多数あり。

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 ホームから広島方面をのぞむ
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 こちらは可部方向の風景
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ホーム北側から駅舎への踏切り。この先のポイントの所が県道から入る踏切りです。
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駅舎の建物財産標は建築当時のものらしく国有鉄道の金属製で、アクリル板で保護されています。が、保護板が割れて放置状態では? そのうちペンキで塗りつぶされてしまわないかと少々心配です(そういう塗りつぶされた財産標を多く見てきましたし)。

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山口線:津和野駅 (つわの)

(船平山) - 津和野 - (青野山)                 (訪問日: 2017/07/16)

国道9号はバイパス的に津和野市街地から離れて通っていますが、旧道の野坂峠越えだと山口線沿の旧街道を通って市街地にそのまま入れます。

下は山口線の下をくぐって街に入る所。津和野駅は街の北端なので市街地を突っ切る形になります。このあたりの様子は同じ城下町の高梁と似た雰囲気です。(あちらの方がもう少し広い分、交通量も多いと思いますが)

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津和野の街の北端にある津和野駅。駅前には送迎用に駐車場約10台分の他、駅舎右手に有料駐車場あり、駐輪場は確認できず。有人駅、自動券売機(ICOCA非対応)あり。駅舎内にお土産売店、立ち食いうどん屋もあり(机もあります)。

駅舎の写真みれば分かるように駅のすぐ裏まで山が迫っています。反対側もお土産店の後ろはすぐ山。津和野自体が、本当に狭い谷あいの街だというのがよくわかります。

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駅舎隣の有料駐車場にあるD51。数日後の新聞で、山口線のSLにD51が加わったという記事がありましたが、これじゃないですよねえ。
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山口線:沿線-野坂峠

(船平山) - - (津和野)                   (訪問日: 2017/07/16)

山口線船平山駅を出ると北へカーブ、トンネルを抜けて分水嶺の向こうの津和野川に出ます。で、並走する道路が無いので、もう少し東の野坂峠を越えて津和野にでます。(こちらの峠ルートの方が距離も短いし標高も低いのだが、何でルートに選ばれなかったんだろう)

津和野へのメインルートは国道9号ですが、今回は旧道の野坂峠を通ります。

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道端の石垣は岩徳線欽明路近くの旧山陽道と似た造りですが、明治以前のものでしょうか? でも道幅は近代か自動車時代のもののようにも見えます。

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峠を越えると下坂ながら走りやすいワインディング。
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峠を下って津和野市街に出て来たところ。建設中のバイパスか何かの下をくぐって山口線と合流します。船平山から津和野の間はほとんど山口線と並走できてませんが、今回はパス。

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山口線:船平山駅 (ふなひらやま)

(徳佐) - 船平山 - (津和野)                 (訪問日: 2017/07/16)

徳佐駅から静御前墓所を経由して、山際の生活道を通って船平山駅へ。下の写真の道を下った所が山口線の踏切りで、その脇に船平山駅があるはずですが、駅への入口が民家の間の生活道なので、どこから入ってよいか迷う駅です。(個人的には隠れ駅に認定したい)

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踏切脇から見える駅のホームですが、ここに繋がる道が分からない。
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踏切を過ぎたところにある、船平山駅への入口。雑貨屋の前を通って駅へホームにつながります。この時は軽自動車が停まっていて、更に迷う次第。*1
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船平山駅はホーム1面1線、待合室1棟の無人駅。自動券売機、飲料自販機、自動改札機、トイレはなし。駐車場、駐輪場もなし。ただし売店だけは入口に雑貨屋さんがあります。ホームの写真は、山口方向を写したもの。

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*1:ここでは順序よく順路を説明していますが、最初はここが入口とは思いませんでした。どうみても人の家の庭先につながってそうですもん。実際には踏切脇のフェンス沿いに歩いてホームに入って、そこから逆に出て来たというのが実状です。

山口線:沿線-静御前墓所

(徳佐) - 静香墓前御所 - (船平山)                  (訪問日: 2017/07/16)

徳佐駅から山口線山陰道-国道9号から離れるので、バイクだと国道9号から山口線沿道まで田んぼの中を突っ切ることになります。その途中にたまたま見かけたのが、こちらの静御前墓所への案内板。 伝承の多い静御前だけあって、終焉地も四国から東北までいろいろある様ですが、山口にもあったとは知りませんでした。

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国道9号から菅原神社方面へ山口線を越えて、山沿いに左折200mほどで、墓所への入口に至ります。

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ここが墓所への入口。道端の駐車場に単車を停めて、右側の民家脇から林の中を約100mです。
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静御前と母の磯禅師、息子の三基の墓所にお参りさせてもらいました。

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墓所から戻って来て駐車場から見える景色。静御前がここに居たとすれば、その頃もこういう田園風景だったのでしょうか。

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山口線:徳佐駅(とくさ)

(鍋倉) - 徳佐 - (船平山)                  (訪問日: 2017/07/16)

かつての阿東町の中心地、徳佐。国道9号から分かれて銀行の並ぶ駅前通りの奥が徳佐駅です。下の写真は国道から駅までの様子。

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久しぶりの有人駅の徳佐駅(券売所の女性が普段着なので委託販売かも)。自動券売機無く窓口で対面販売、駐車場は駅前に区画が10台分、その他にもスペースはあり。駐輪場は屋根付きで約20台分、駅に売店は無いけど周辺にいくつか店舗あり。

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改札を出たところがすぐにホームへの跨線橋階段になっています。
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こちらは跨線橋から見た改札口。
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ホームは1面2線。下は津和野方面の景色

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津和野から入線する列車(普通なら型式とかを書くんだろうけど、でも知らないからなあ)
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下左の財産標は駅舎のもの、下右はトイレのもの。以前に見た因幡社駅トイレの大正12年より古い。(って何を比べているのか)

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で、こちらが大正7年築のトイレ。
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駅前のお屋敷の屋根の棟飾りは鯱。瓦の飾りもさることながら、名草駅三谷駅とか、旧阿東町では、駅前に大きなお屋敷があるパターンが多い。

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山口線:鍋倉駅(なべくら)

(地福) - 鍋倉 - (徳佐)                   (訪問日: 2017/07/16)

地福駅から津和野方面の山口線は、再び旧山陰道(国道9号)沿いになり、何度か阿武川を越えながら鍋倉駅へ。

鍋倉集落から山際の県道311へ抜ける踏切脇に鍋倉駅があります(踏切脇というパターンは多いなあ)。ホーム1面1線、ホーム上の待合室のみの無人駅。自動券売機、自販機、改札機はなし。トイレはホーム入口にあり。駐車場、駐輪場は無し。建物財産標は未確認です。

駅の横はリンゴ園で、この駅から県道311にかけていくつかの観光リンゴ園があります。リンゴ生産の南限は広島県北だと聞いていましたが、ここのような温暖低地でもリンゴがとれるんですね。山口産のリンゴをあまり聞かないので、観光消費だけで市場には出ていないのかも。冬になったら販売されているリンゴを気を付けてみてみたいですね。

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綺麗なホームのマーキング。SL(5)というのは、ここもSL停車駅という事?
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鍋倉駅から県道311に出たところで、観光リンゴ園が何軒か続きます。
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山口線:地福駅 (じふく)

(名草) - 地福 - (鍋倉)                   (訪問日: 2017/07/16)

地福の集落に入ったところで県道311からも離れて、踏切りを渡って地福駅へ。下の写真は地福集落の駅への道。

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下の写真の奥に映っているのが地福駅
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木造平屋瓦葺の無人駅、券売機、改札機はなし。トイレは駅舎右手に構外向きで設置。駐車場は駅前広場に約10台分、屋根付き駐輪場に約25台分。駅前に売店らしきはありますが日曜日のせいか営業しているのかどうかは不明。駅舎の事務所は公民館的に展示室に改装されています。

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ホームは島式1面2線(?)、ホーム上に待合所無し。下は山口方面、その下は津和野方面。
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駅に散歩に来ていた村松利文さん似のおじいさんに拠れば、駅舎前のクマ木像は近在(たぶん渡川駅の近く)のチェーンソー・アーティストが寄贈との事。このおじいさんから聞けたエピソードのいくつか。

  • ここの地名の読みは「ぢふく」と書いたはずだと思っていたが、駅名表示はいつのまにか「じふく」に変わってしまった。(これは文科省が濁音表現を「じ」に統一するよう指導しているせいと思います。それにとらわれない、観光用の駅名標は「ぢ」のままですから)
  • 数年前の大雨で地福駅の先の鉄橋が落ちた時、ここがSLやまぐち号の終点になった。無人駅なのは変わらないが、SL終点のために滞在客がたくさん来てKIOSK臨時店もできて、一時的だがかつての賑わいが戻ったとの事。*1
  • 中学時代、山口までSLで通っていたが、仁保から篠目の間の急勾配トンネルで止まってしまったことがあった。そういう時、乗客は客車から出て線路脇で休んでいるのだが、津和野から別の機関車が来るとそういう乗客を車掌が一生懸命集めて回っていて大変だった。(たしかにあんな山奥に置いてゆかれては大変です)

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この駅の建物財産標は、改装した壁面の上に貼り直してあります。篠目駅みたいに壁板で隠されたり塗りつぶされたりするところも多い中、貴重(?)
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*1:地福駅には転車台が無いけど、機関車の方向転換はどうしたんだろう。単に私が気づかなかっただけ? それとも仮設の転車台を作ったとか、まさかバックで山口まで戻ったわけでもないと思うけど。

山口線:名草駅 (なぐさ)

(三谷) - 名草 - (地福)                  (訪問日: 2017/07/16)

三谷駅から県道311で山口線に並走、県道沿いの名草駅に到着。駅舎は無く踏切り脇の駐輪場のところからホームに上がります。ホーム1面1線、ホーム上に待合室1棟(一応扉付)、券売機、飲料自販機、トイレは無し。県道と田畑に囲まれているので店舗などは無く、駐車場も無し、駐輪場は屋根付きで25台分。

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駅の向かいにあるお屋敷。三谷駅と言い阿東町(阿武郡)の駅前にはこういうお屋敷があるのがお約束かな。

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