tkmov(バイクとローカル線と)

バイクでローカル線を巡るという、少し変なブログ。訪問駅のリストは、カテゴリ「事務連絡」の中の「駅名リストのリスト」から辿る事が出来ます。

呉線:水尻駅 (みずしり)

(小屋浦) - 水尻 - (坂)              (訪問日: 2017/05/20)

海岸の国道31号沿い、入江の小さな平地にはまり込むように水尻駅が建っています。海岸にはベイサイドビーチ坂という人工海岸があって、水尻駅は、ほぼここ専用みたいな感じです。夏になると海水浴客が浮き輪を持ったまま電車を降りてきますから。

 国道から踏切りを渡ってすぐに改札、その後ろはすぐに山、ホームは1面2線。自動券売機(ICOCAチャージ付)、自動改札(タッチ式)あり、飲料販売機もありますが、トイレはたぶん無し。駐輪は改札入口の屋根下に数台分、駐車場(有料、月極?)は線路わきに約20台分。

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跨線校から呉方面の景色。右に見えるのは人工海岸で、国道との間がずっと駐車場になっています。(こういう景色は天応駅でも見たなあ)

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 駅裏の高台からみた海岸線。この日は天気も良く、ウインドサーフィンが何艘も出ていますが、こういう日の瀬戸内はベタ凪なのが難点。

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北松江線:雲州平田駅 (うんしゅうひらた)

(旅伏) - 雲州平田 - (布崎)             (訪問日: 2017/05/01)

 平田の中心部(といっても学校や旧市街は国道の北側だけど)、一畑電車の本社のある雲州平田駅です。平田市出雲市と合併した時に、平田市駅から今の駅名に戻したとの事ですが、何で「雲州」とつけないといけなかったんだろう。Wikiでみるといろんなところに「平田駅」があるけど、ほとんどが最近の開業で近江鉄道のが大正2年でこことほぼ同時(4か月前)ぐらいだし、皆鉄道会社が違うので平田駅でもよかったのでは? 実際、JRもくろしお鉄道も近江鉄道三陸鉄道も皆、ただの平田駅なんだし。

それに「出雲」ではなく何故「雲州」? まあ「出雲平田駅」だと、「出雲の国」ではなく近くにある「出雲市」に従属するような気がして、平田の人としては違和感があったのかもしれませんね。

 一畑電車本社があるだけあって、券売窓口と自動券売機と改札口があります(でも入場券は軟券)。駅構内に売店は無いけど駅舎隣がローソンです。駅舎の向かって右に有料駐車場と屋根付き駐輪場(こっちは無料?)

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1番ホームを松江方面をのぞむ。奥にはラッピング列車(すみません、型式なんかはわかりません)

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北松江線:旅伏駅 (たぶし)

(美談) - 旅伏 - (雲州平田)             (訪問日: 2015/05/01)

出雲方面から線路をたどってきて、平田市街の手前にある旅伏駅。R431脇の古びた軽四駆が停まるレトロな事務所の角を曲がった先にあります。

駅前は広場になっていて、駐車場5台分の区画、屋根付き駐輪場が約50台くらいと木造トイレ。

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駅舎(というか待合室)もログハウス風で、自動販売機あり、自動券売機は無し。一畑電鉄無人駅の基本形は美談駅大寺駅のような形と思いますが、ここは特別に整備されていますね。やはり平田近郊で人が多いから?

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ホームからみた待合室

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ホームから平田方向をのぞむ。

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北松江線:美談駅 (みだみ)

(大寺) - 美談 - (旅伏)             (訪問日: 2017/05/01)

大寺からはR431と線路が田の中を並走し、美談神社を過ぎた集落の中に美談駅があります。美談は「御田を見る」といういみで「三太三」と書いたのを、例の好字二字に揃えた通達で変えたとの事。こういう郷名まで統制されていたというのは少々意外。

R431から美談駅ホームを見たところ。

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ホーム横には駐輪場が10台分と自販機、駐車場は無し(といっても、手前のスペースに停められますけどね)。駅舎は無くホーム上に待合室が1棟。無人駅で券売機、トイレもなし。

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ホーム上の待合室(松江方向)。ところで、待合室の壁板がポリカーボネートの透明波板というのは、ちょっとどうなんでしょう。Wikipediaの写真は白い板壁なので、最近改装されたらしいけど、夏は温室になって暑いのでは? 冬の暖かさを採ったという事? 

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 フェンスにかけてある駅名票も斜めになっていてちょっと雑。待合室の壁といい、なにか工事仮設中ということか?

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北松江線:大寺駅 (おおてら)

(川跡) - 大寺 - (美談)             (訪問日: 2017/05/01)

川跡駅から北松江線斐伊川に沿って北東へ、宍道湖北岸を目指します。線路は相変わらず田の畦道を斜めに横切って直進するので、北を並走するR431からのアプローチになります。駅自体は田んぼの真ん中にあるのですが、国道から見ると民家の陰に隠れて、ついつい見逃してしまいます。

駅はホーム1面でホーム上に待合室、なぜかホーム上に駐輪場が約6台分。駐車場は無し。ホームへは駅西側の踏切りからはいります。駅北側の民家に隠れるように建っている駅です。

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駅西側の踏切りから駅入口を見ると、民家の植栽に隠れた待合室が見えます。

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北松江線:川跡駅 (かわと)

(武志)(高浜) - 川跡 - (大寺)             (訪問日: 2017/05/01)

大社線との分岐駅、川跡駅です。分岐駅とはいっても周辺は農地の中に学校が点在するだけで、特に店舗、住宅街があるわけではありません。

駅舎前のロータリーとかに駐車場が約10台分、駐輪場は屋根付、トイレは駅前に設置。駅は有人(この日は駅員3人)、券売機もありますが、入場券は窓口で別売。ここも硬券です。

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f:id:tkmov:20170514234009j:plain ホームから出雲方向をのぞむ

駅名標北松江線大社線のふたつ

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f:id:tkmov:20170514234203j:plain 駅前ロータリーの案内板

 

 

北松江線:武志駅 (たけし)

(大津町) - 武志 - (川跡)             (訪問日: 2017/05/01)

北松江線大津町駅から川跡駅にかけて、出雲平野を南から北に横切ってゆきます。別の言い方をすれば斐伊川に沿って宍道湖岸へ向かう訳ですが、平野部の真ん中に武志駅があります。線路は農地や道路とは無関係に直進しているので、沿線といっても線路から少し離れてジグザグに進むことになります。

武志駅は踏切脇の雑貨店の奥にホーム1面と待合室があり、ホーム上には駐輪場が12台分、駐車場は無し、トイレもなし。無人駅で券売機は無く、雑貨店での委託販売という事でもなさそう。そういえば出雲科学館パークタウン前駅の前あったホテルが武志山荘というなまえだったなあ、とあんまり関係ないことを思い出しました。

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f:id:tkmov:20170514223636j:plain 川跡方向への列車とホーム

 

待合室には駅名票が2種類。こげ茶色のほうが正式で白地は旧版か。

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北松江線:大津町駅 (おおつまち)

(出雲科学館パークタウン前) - 大津町 - (武志)             (訪問日: 2017/05/01)

バタデンの北松江線出雲科学館パークタウン前駅から山陰本線と分かれ、おおむね斐伊川に沿って宍道湖北岸に向かいます。線路が斐伊川手前で北へカーブするところ、古い街並みの中に大津町駅があります。

f:id:tkmov:20170503234151j:plain 大津町付近の街道筋

 

大津町駅無人駅、券売機あり。トイレは駅舎奥にあり。売店、食堂はなし。付近は基本的に住宅が主なので売店を見つけるのは難しそう。北側のR184に出れば何かあるか? 駐輪場は屋根付きで約50台分、駐車場は駅舎南に20台分の区画がありますが、駅舎北と線路の向こう西側も駐車場になっている様子。

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f:id:tkmov:20170503234253j:plain ホームは2面で踏切で連絡。写真は出雲市駅方向をのぞむ。

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北松江線:出雲科学館パークタウン前駅 (いずもかがくかんぱーくたうんまえ)

(電鉄出雲市) - 出雲科学館パークタウン前 - (大津町)             (訪問日: 2017/05/01)

北の大津町駅から来た松江北線が西にカーブして、丘陵をかすめて今市の平地へ高架で出るところにあるのが、出雲科学館パークタウン前駅。(一畑電鉄の駅名は長い)

線路わきの歩道との間の壁に引戸つきの入口があり、すぐにホームに入れます。無人駅、券売機なし、飲料自販機有り、トイレと駐輪場(約40~50台)は出雲市駅よりの高架下になります。駐車場は駅様には見当たらず(もしかしたら高架下のどこかにあるのかも)

ホームへの入口(改名前の駅名ー大和紡前ーも併記)。線路の向こうは出雲科学館 f:id:tkmov:20170503225300j:plain

f:id:tkmov:20170503225303j:plain ホームから出雲市駅方向

f:id:tkmov:20170503225256j:plain 北松江線の南側には山陰本線。のぼりの特急が通過中。

f:id:tkmov:20170503225258j:plain 出雲市駅行きが入線するところ。

f:id:tkmov:20170503230107j:plain アルファベット表記が、変に英語が混じっているのが何とも妙な感じ。

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山陰本線:出雲市駅 (いずもし)

(直江) - 出雲市 - (西出雲)             (訪問日: 2017/05/01)

直江駅から国道184号で斐伊川を越えたところで国道から分かれ、北松江線大津町駅の横から掘割に沿った旧街道を通れば、今市市街とその奥にある出雲市駅に出ます。

出雲市駅に向かう途中の掘割と街道筋

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ところで、なんで駅名に「市」がつくのか、Yahoo知恵袋には「出雲大社の最寄駅と勘違いさせないため」という説明がありましたが、どちらかというと「出雲××」という国名冠駅名が多いからじゃないかと思います。もともとの出雲今市駅から駅名を変える際に「出雲」という行政地名を外せないし、かといって「出雲駅」だと出雲大東、出雲八川とかたくさんある「出雲××駅」と紛らわしい。そういえば旧国名をそのまま使った駅名を思いつかないから、命名規則で避けていたのではなかろうか。(まあ本当の所は分かりませんが、鉄道ファンの間では常識なんでしょうね)

 出雲市駅の正面には出雲大社を模した立派な玄関、駅舎内にはコンビニ、食堂、土産物店もあります。当然有人駅で券売機も自動改札機(扉式)も設置(昨年末にICOCAエリアに入ったはずなので、改札機が付いたのはその時期なのかも)。駐車場、駐輪場は電鉄出雲市駅と同様に高架下にあり、こちらは駅西側が使えます。

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f:id:tkmov:20170503200420j:plain 駅舎1F、待合室から改札口をのぞむ

f:id:tkmov:20170503200426j:plain 高架上のホームから松江方面

 

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 周囲の伝統的風景にそぐわない(失礼!)高架と、高架下の駐車場にはさまれた駅舎、改札前のコンビニという風景が、茶屋町駅(宇野線)と似た印象を受けます。